イラスト「全身絵を描いてみよう!」
##イラスト「全身絵を描いてみよう!」
絵を描くときって、まぁ人にもよるとは思うんですが、まずは顔を描きますよね。
それから下に伸ばしていく感じで体を描いていく。
実はこれって簡単なようで凄く難しい作業なんです。
だから、肩から下が描けなくなってしまう、なんて事が起きたりしていませんか??
僕も同じような工程で絵を描いているんですが、これって全身絵の「立ち姿」じゃないと通用しない描き方なんですよ。
絵というのは「動き」の一瞬を切り取って描き上げるものですから、顔から描いていたら立ちゆかなくなってしまうんです。
今回はサンプルとして「立ち絵」を描きますが、本当は色々な動きを付けて描きたいですよね。
基本的にイラストというのは「骨格をまず最初に描き上げます」僕も今回は骨格から描いております。
骨格を描くときのポイントとしては、まず「体全体のバランス」が非常に重要になります。
ちゃんと重力に従っているのか。各部パーツの大きさや向きが適切かどうか。
これを意識しているかしていないかで、絵というのは大きく変わってきます。
まず「何頭身のキャラクターなのか」。
そして「何をしているのか」。
重要な点で「おっぱいはどれくらいの大きさなのか」。
それらを踏まえたうえで、立ち絵を描いてみます。
絵を描くとき、一番重要なのは「アイレベル」です。
アイレベルを設定してあげないと、しっかりとしたパースが取れません。
なので、まずはしっかりアイレベルを設定しましょう。
通常アイレベルはキャラクターの目線の位置に設定します。
今回も同じように、アイレベルはキャラクターの目線に設定します。
それぞれ上げてきた条件を考えながら、まずはラフ画を起こしてみましょう。
レッツ・トライ!
こんな感じでラフを描きます。少し頭身がずれてしまっているんですが、気にせずに行きましょう。
画像の注意点を読んでもらえれば、大体のニュアンスは伝わるかと思います。
とにかく「立体物を描いている」ということを徹底して意識しましょう。
骨格をラフで描き起こしたら、次はそれに服を着せてみます。
今回はファンタジーな世界観のキャラクターにしてみようと思います。
もちろん、服を着せていく段階でもパースを意識しましょう。
そんな感じで描いていくと、こんな風に出来上がります。
とまぁ、こんな感じでラフが完成する訳です。
後はデジタルで取り込んで着彩の作業をするんですが、今回は「全身絵を描こう」がテーマなので着彩は割愛させて頂きます。
なんとなくポイントさえ覚えていけば、バストショットしか描けないレベルからレベルアップ出来るかと思います。
ポイントは「ちゃんとした骨格」「パース」の2つだけです。
ここさえ押さえれば大丈夫!
さぁ、じゃあみんなも全身の絵を描いてみよう。
描けば描くほど上手くなっていく感覚はエクスタシーですよ。
それでは、今回はここまでということで、、、、アデュー!