Cocos2dx JenkinsでビルドしてTestFlightで配布を行うまでの手順 その2
※iOSのデバックを行う際には年間8,400円のiOSデベロッパー契約が必要になります。
前回の記事で4,実機への確認テストまで完了していると思います。
今回はアプリケーションの開発を複数人で行う為にgitでバージョン管理を行います。
また、Jenkinsはgithubのリモートリポジトリのソースをビルドしますので
リポジトリへソースをpushするところまで行いたいと思います。
1,プロジェクトの作成
2,iOS Developerアカウントの作成
3,Provisioning Profileの作成
4,実機への確認テスト
5,Homebrewのインストール
6,gitインストール
7,githubアカウントの作成
8,リポジトリの作成
9,ソースをリポジトリへpush
10,Jenkinsのインストール&設定
11,Jenkinsでのビルド
12,TestFlightのアカウント作成
13,TestFlightのDistribution Listの作成
14,Jenkinsビルド後自動でTestFlightへアップロードする
5,Homebrewのインストール
注意点
※既にHomebrewをインストール済みの場合は必要ありません。
※HomeBrewはmac portsと競合しますのでmac portsをインストールしている場合先にアンインストールしておく事をおすすめいたします。
※mac portsをアンインストールする場合は
MacPortsからHomebrewに移住した記録
こちらを参考にアンインストールをおこなってください
※mac portsもHomebrewも入ってない場合は
Homebrew — OS X用パッケージマネージャー
一番下のコマンドを打つだけです
6,gitインストール
注意点
※既にgitをインストール済みの場合は必要ありません。
$ brew install git
...snip
$ git --version
git version 1.8.3.
問題なくインストールできるはずです
7,githubアカウントの作成
注意点
※既にgithubアカウントを持っている場合は必要ありません。
GithubTOPページ
アカウントの作成を行います
8,リポジトリの作成
名前は適当にHelloWorldとでもしておきます。
特に問題なくリポジトリの作成ができると思います。 結果ページを開いたままにしておきましょう。
9,ソースをリポジトリへpush
1,プロジェクトの作成 で作成したプロジェクトフォルダの直下に移動します。 こんな感じのフォルダ構成になっているはずです
~/Desktop/HellowWorld$ ls -la
total 24
drwxr-xr-x 11 raharu staff 374 4 16 00:33 .
drwx------+ 58 raharu staff 1972 4 16 00:33 ..
-rw-r--r-- 1 raharu staff 23 4 16 00:33 .cocos-project.json
-rw-r--r-- 1 raharu staff 4339 4 16 00:33 CMakeLists.txt
drwxr-xr-x 6 raharu staff 204 3 17 10:24 Classes
drwxr-xr-x 6 raharu staff 204 3 17 10:24 Resources
drwxr-xr-x 13 raharu staff 442 4 16 00:33 cocos2d
drwxr-xr-x 15 raharu staff 510 3 17 10:24 proj.android
drwxr-xr-x 5 raharu staff 170 4 16 00:33 proj.ios_mac
drwxr-xr-x 3 raharu staff 102 3 17 10:24 proj.linux
drwxr-xr-x 12 raharu staff 408 4 16 00:33 proj.win32
このフォルダ直下で
$ git init
$ git add ./
$ git commit -m "first commit"
$ git remote add origin git@github.com:raharu0425/HelloWorld.git
$ git push -u origin master
これでリモートリポジトリにソースがあがりました。
Githubでリポジトリの確認をしてみる
今日はこれまで、次回にはJenkinsとTestFlightの設定を行います