ハイテンション利休

maman(事務)
元小劇場アイドルです

BEFOOL事務員のmamanです。
前回のゲームの紹介から少し間が空いてしまいましたが、 今回も僕の個人的に気になるカードゲームを紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのは、「ハイテンション利休」です!!
イエエェェェェェェェェイ!!

ハイテンション利休

何だこの絵。

えー、説明書きを読むと、
「プレイヤーは戦国武将となり、利休の茶会に出席する。茶会で自慢の茶器を披露し、利休のテンションを見計らい、ほどよい額の茶菓子を手に入れた者が勝者となる。」
とあります。
なんともふわっとした説明ですが、少し具体的に説明させていただきます。

さっそくやり方を案内していきたいと思います!
まず、中央に「茶の心」を置きます。

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置かなくてもいいです。

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ゲーム(茶会)は「春夏秋冬」の4ラウンド行われます。

各プレイヤーは一枚ずつ利休に献上するための「茶器カード」を手札から出していきます。

並べ方

じゃんけんなどで最初に茶器を献上するプレイヤーを決め、時計回りに手札を出していきます。

最初に手札を出すプレイヤーは、手札を表向きに出すことしかできませんが、
2番手以降のプレイヤーは裏向きに伏せて出すこともできます。
ここがこのゲームの妙と言っていいでしょう。

茶器

全員が手札を出したら、裏向きの手札も表向きにし、利休に献上される茶器(手札)が決まります。

献上される茶器には決まりがあり、
・他の人が出していない茶器
・その上で一番等級の高い茶器
が献上されます。

献上できなかった茶器は、各プレイヤーの手元に「利休のお眼鏡に適わなかった茶器」として戻ってきます。

茶菓子

献上された茶器の等級により、「利休のテンション」が上がり、それに応じた枚数の茶菓子カードが振る舞われます。
茶菓子というか「山吹色のお菓子」ですね。

献上した人がまとめて受け取り、一枚茶菓子カードを選んだ後、「反時計回り」に回していきます。
回されたプレイヤーは一枚茶菓子カードを選んで受け取り、また隣のプレイヤーに回すという所作を、茶菓子が無くなるまで繰り返します。

茶菓子が無くなったら、1ラウンド終了です。
前のラウンドで茶器を献上したプレイヤーから、手札を出していきます。

計4ラウンド繰り返したらゲーム終了。

茶器を献上されて上がった「利休のテンション」と各プレイヤーが獲得した茶菓子とを比べます。

「利休のテンション」よりも茶菓子の値が低いプレイヤー
→「詫び寂びを理解している」ということで、勝負から身を引きます。

「利休のテンション」よりも茶菓子の値が高いか、同じプレイヤー
→プレイヤーの中で最も「利休のテンション」の値が近いプレイヤーが勝ちとなります。

同点だった場合、手元に戻ってきてしまった茶器カードの枚数が少ない方が勝ち、
茶器の枚数が同じであれば、戻っている茶器の等級の高い方が勝ち、
それも同じであれば「別のゲームで決着をつけてください」とのことでした。適当か。

ともあれ、年末にBEFOOL内で「ハイテンション利休」大会を催しましたが、大変盛り上がりました!

茶器を伏せて出すか、あえて表向きで出すか、
利休のテンションについていきつつ、テンション上がりすぎないように場を読み合うのが、
カードの絵柄に似合わず(失礼)心理戦を要求され、読み合いが白熱しました!

カードゲームとしては安価な部類に入ると思われる「ハイテンション利休」
通販サイトなどでも取り扱っていますので、気になる方は是非お求めになって、
「詫び寂び」の世界を体験してみてください!

それではまた!