Boxenを使ってHomebrewの環境をセットアップする アプリケーション編
そろそろショートブレード以外の武器にも挑戦したい森です。 前回 Boxenを使ってHomebrew環境を自動セットアップしたわけですが、今回はアプリケーションのインストールも自動化するべく設定してみようと思います。
はじめるまえに
前回 /opt/boxen/repo
にBoxenをインストールしました。
インストール処理中に ~/src/our-boxen
という名前でシンボリックリンクが生成されていますので今後はここからアクセスします。
$ ll ~/src
total 8
lrwxr-xr-x 1 jiska staff 15B Dec 27 21:48 our-boxen@ -> /opt/boxen/repo
Boxenにはアプリケーションをインストールするための設定も豊富に提供されています。 今回は 自分がよく使っている AppCleaner , iTerm2 , The Unarchiver , XtraFinder をインストールする設定をしてみます。
まずPuppetfileを編集する
例によってmanifestにインストールするための設定を記述するわけですが、 そのまえにアプリケーションをインストールするための設定が記述されたファイルと情報をPuppetfileに追加する必要があります。
さっそく下記のように記述を追加します。
# Optional/custom modules. There are tons available at
# https://github.com/boxen.
# boxen/puppet-appcleaner の release 1.0.0 の設定を読み込む
github "appcleaner", "1.0.0"
github "iterm2", "1.0.4"
github "xtrafinder", "1.0.1"
# boxen以外のレポジトリを指定することもできる
github "unarchiver", "1.3.0", :repo => "dieterdemeyer/puppet-unarchiver"
GitHubのレポジトリの設定を追加するにはそのものずばり github
というメソッドが用意されています。
ローカルに保存した設定を追加するために dev
というメソッドも用意されていますので自分で用意したレポジトリの設定取り込みも簡単です。
# ~/src/our-boxen/puppet-hogehoge が読み込まれる
dev "hogehoge"
manifestを編集する
前回作成した modules/people/manifests/[user name].pp
に設定を追加します。
class people::jiska {
# include すればインストールしてくれる
include appcleaner
include iterm2::stable
include unarchiver
include xtrafinder
# 後略
}
設定が終わったら script/boxen
を実行して設定を更新しましょう。
cd ~/src/our-boxen
script/boxen
これでインストールできました。
おわりに
アプリケーションのインストールが自動で実行できました。アプリケーションの設定変更をすることもできます。 それぞれPuppetfileに記述されたレポジトリを読んで設定の方法を調べてみてください。
次回はOS Xの設定を変更する方法をまとめてみます。