express.jsって?
express.jsはnode.jsベースのwebアプリフレームワークです。つまり、JavaScriptを使用したバックエンドフレームワークです。
express.jsを知る
準備
express.jsを使い始めるのはとても簡単です。コマンド叩くだけ!
-g
はグローバルインストールという意味。npm
が必要なので、詳しくはこの記事で参考してください。
新規プロジェクト
ターミナルでお気に入りのプロジェクト保存先に移動し、express
を叩くと、expressフレームワークのベースファイルとフォルダが作成されます。
すると:
おめでとう、express.jsフレームワーク準備完了。アプリを起動してみよう。
パッケージをインストール
サーバー起動
test-express
は自分のプロジェクトフォルダ名です。
成功したら、下記の情報が表示されます
もし3000
というポートはすでに使われていれば、PORT=[好きなポート番号]
をコマンドにつければ、ポートが変えられます。つまり上記のサーバー起動コマンドをこうします(例として3333
にします):
お気に入りのブラウザを開いて、http://localhost:3000
にアクセスしましょう。
この画面が見れればexpress.jsもう正常に動いていますってこと!
中身をみてみよう
プロジェクトフォルダには下記のファイルとディレクトリーがあります。
ファイルorディレクトリー |
説明 |
app.js |
アプリ全体の設定と初期化コード |
bin |
コマンドツール |
node_modules |
npm でインストールしたパッケージは全部ここに保存されます |
package.json |
アプリのバージョンとパッケージ情報 |
public |
公開フォルダ、フロント系のファイルはここに入ってます。 |
routes |
ルータです。 |
views |
テンプレートファイル |
「あれ?controllerとmodelは?」OOP経験者はこういう疑問もあるでしょう。JavaScript自身はOOPよりもFP(Functional Programming)に近いので、他のOOPフレームワークとちょっと違います。もちろん、express.jsもMVCような開発できますが、この記事の範囲を超えたので、別記事で検討します。
app.js
app.js
の中身:
JavaScriptあまり触ってない方はこのfunction
いっぱいのコードを読むのが大変だと思いますが、これもJavaScriptという言語の特徴です。
hello world
routes
中のindex.js
を開いて、module.exports = router;
の直前に下記のコードを追加します。
そして、下記のコードをviews
の中にhello.jade
というファイル名で保存します:
アプリを再起動しましよう(ctrl+c
で止めて、再起動します)。ブラウザを開いてhttp://localhost:3000/hello
にアクセスすると:
おめでとう、express.jsのHello World完成!
まとめ
express.jsのHello Worldをやりましたが、この程度って全然面白くないと思う人もいるだろうと思って、今度はexpress.jsのコードを解読する記事を書きます。また今度express.jsテンプレートエンジンや構造の話をして、いろんなことを試してみよう。