秋の夜長にゲームはいかが?

maman(事務)
元小劇場アイドルです

はじめまして。BEFOOL事務員のmamanです。
私は事務のお仕事でBEFOOLにおるためプログラムのことやイラストのことはてんでわからないので、
ここではちょいとカードゲームやボードゲームのことを書かせてもらおうかなーと思います。
何せ「ボードゲームで遊んでばかりいる開発会社」ですからね!

今回ご紹介するゲームは「ワンナイト人狼」というカードゲームです。

ワンナイト人狼
基になっているのは「人狼ゲーム」というゲームです。
「人狼ゲーム」はテレビなどでも紹介されてとても有名になってるので、ご存知の方も多いとは思います。
ある村に人に化けた狼、人狼(じんろう)が入り込み、夜な夜な村人を襲い食べてしまう。
村人たちは誰が人狼なのか、協力して話し合いを行いながら人狼と思わしき人物を投票によって処刑し、
平和な村を取り戻そうとする、というテーブルトークゲームの1つです。

一般的な人狼ゲームは結構大人数で長時間行います。
少なくとも8人から。平和な村を取り戻すまで何回も会議を行うので、1回のゲームにつき1時間前後はかかります。
しかし、この「ワンナイト人狼」は3人からできます!ゲームにかかる時間も10分程度です!

さっそくやり方を案内していきたいと思います!
用意するのは、
・「ワンナイト人狼」カード
・机
この二つだけです!
まず役職の書かれたカードを全員に配ります。
たとえば4人で行う場合、合計6枚配られ、内訳は
村人…2枚 人狼…2枚 占い師…1枚 怪盗…1枚
となります。役職の説明は後ほど記述します。

プレイヤーはカードをそれぞれ1枚ずつ引き、役職を確認した後、カードを自分の手前に置きます。
余った2枚のカードは机の中央に置かれます。

いよいよゲームスタートです!

並べ方
ゲームは夜のターンと朝のターンに分かれ、夜のターンから始まります。
この時、進行役の人がゲームを進めていきます。進行役はプレイヤーが兼任しても大丈夫です。
「夜が来ました。みなさん眠ってください」という進行役の合図で
全員下を向き、机を指で叩くなどして音を立て続けます。

夜のターンは以下の順番で進みます。

1.占い師のターン

占い師
「占い師の人は占いを始めてください」という進行役の合図で、占い師役の人は顔を上げます。
占い師が出来るのが
・他のプレイヤーのカードを1枚めくり、役職を確認する
・中央に置かれた余った2枚をめくり、役職を確認する
のいずれかです。 占いが終わったらカードを戻し、再び顔を伏せます。

2.人狼のターン

人狼
進行役は占い師が行動を終えたのを見計らい、
「人狼は仲間を確認してください」という合図を出します。
人狼は顔を上げ、誰が人狼なのかお互いを確認します。
この場合、人狼は二人いる場合、一人だけの場合、あるいは一人もいない場合の3パターンが考えられます。
確認が終わったら人狼は顔を伏せます。

3.怪盗のターン

怪盗
進行役は人狼が行動を終えたのを見計らい、
「怪盗は誰かの心を盗んでください」という合図を出します。
怪盗は
・誰かのカードを自分のカードを交換する
ことができます。
村人と交換した場合、村人として行動します。
占い師と交換した場合、その後、誰かを占うことはできません。
人狼と交換した場合、以後人狼として行動することになります。
また、誰とも交換しないという選択もできます。

以上で夜のターンは終了です。各ターン10秒くらいが目安時間です。
あ、村人のプレイヤーは特に何の能力もないので、眠り続けててください!
村人
音を鳴らし続けるのを忘れないように!

4.朝のターン

続いて最終の朝のターンになります。
進行役は「朝になったので全員目を覚ましてください」
と合図を出します。
プレイヤーは全員音を鳴らすのを止め、顔を上げます。この時、再度自分のカードは確認できません。
「それでは誰を処刑するか会議をします。制限時間は○○分です」
と進行役が合図したら、議論をして処刑する人を決めます。

この時、夜のターンで得た情報を有効に活用してください!
占い師のプレイヤーは占いの結果を話すことで議論を有利に進めましょう。
怪盗のプレイヤーは、例えば村人と交換した場合、その結果を話すことで信用を得ながら人狼を絞り込んでいきましょう。
人狼のプレイヤーは、自分や他の人狼に疑いがかからないように議論を誘導していきましょう。
他の役職を騙ってもかまいません。ただ自分が人狼であることを明かしてはいけません。
もし、怪盗が人狼とカードを交換していた場合、交換された側の元人狼は村人側のプレイヤーになります。
そのことに気がつかないと最後の最後に逆転負けしてしまいますので、議論に矛盾がないか気を配りましょう!

議論が終わるか、制限時間の時点で進行役が
「それでは誰を処刑するか指差してください。せーの!」
の合図で、それぞれ処刑したい人を指差して投票します。
指差された数の多数決で決めますが、プレイヤーに人狼がいるかいないかで勝利条件が変化します。

・プレイヤーに人狼が一人以上いる場合

人狼を一人でも処刑できれば村人側の勝利!
人狼が処刑されなければ人狼側の勝利!

・プレイヤーに人狼がいない場合

誰も処刑されなければ村人側の勝利!

となります
誰も処刑しない場合、「全員右隣の人を指差す」など取り決め、票が均一になるようにします。
仮に複数のプレイヤーに同票集まった場合は、その全員が処刑されます。

最後に全員役職を明かして勝敗を確認します!

いかがでしたでしょうか?
説明だけでは少しわかりにくいかもですが、実際やってみると白熱してかなり面白いです!
普通の人狼ゲームとはまた違った心理戦、口術戦があり、少人数・短時間で出来るので気軽にできます。
ちなみにプレイヤーの人数が増える場合は村人の数を一人ずつ増やします。
7人でプレイする場合は、中央に残るカードを1枚だけという風に変化します。

「興味はあるけど、なかなか人が集まらないしルールがわかりにくいんじゃ…」
という初心者の方でもすぐに楽しめますので、ぜひ一度やってみてください!

最後に
正直「ワンナイト人狼」のカードを買わなくても、
トランプとか紙に書いたりでも代用ができま、ん?誰か来たみたいだ。

来客のようなので、今回はこのあたりで!
また面白いゲームがあればご紹介します!
それではまた!